宮部みゆきさん著 マイナーだけどドラマ化もされた スナーク狩りのおすすめポイント
今晩は CHIHOです。
初心者向けに紹介させてもらった
宮部さんの時代小説『かまいたち』
に続いて
今回は
スナーク狩り
をおすすめします~
ストーリー
元恋人から結婚式の招待状を受け取った慶子は、屈辱に怒りを覚える。復讐のためにある準備を整えて結婚式に向かう慶子。一方、釣具店勤務の織口は慶子が趣味で銃を持っていることを知り、ある計画を実行に移す決断をする。完全な計画のはずが思いがけない出来事で思いがけない事態に。復讐実行までのタイムリミットは24時間。復讐に気が付いて追いかける修治は、復讐を止める事ができるのか?
引用 wikipedia スナーク狩り あらすじ
元恋人に裏切られた上、屈辱的な仕打ちを受けた慶子
法の壁に正義を踏みにじられる織口
二人は『銃』という 凶器=狂器 を前に復讐を計画します。
しかし
二つの計画が絡み合い、思いもよらない方向に事態は動いていきます。
その事態を素早く察知した修治は、『復讐の闇』が招く悲劇から二人を救うために
奔走します。
ドラマ化
1992年 と 2012年 2回ドラマ化されてます。
主要キャストを演じた俳優を比較してみますね。
1992年 2012年
私が本を読んだイメージでは
修治 松田洋治さんがイメージです。普段は頼りなさそうだけど、いざっていうとき
のパワー出しそうな感じが。
慶子 桜井幸子さんのような、長い黒髪で言いたいことはぐっと我慢するイメージで
すね。でも、人として正しいプライドが無残に傷つけられると黙ってはいな
い。
織口 小野武彦さんですね。普段は温厚で平和主義で、それが復讐で一気に豹変す
る。
本を読まずしてなんとなくキャストの人となりが掴めたでしょうか?^^
おすすめポイント
- 復讐心に共感できる設定
復讐に至るまでの状況がとても理不尽で
人として決して許されない行動ではあるけれど
そうならざるを得なかったキャストの心理に納得
- 二つの復讐が絡み合って生まれる悲劇
いけないことだと分かっていながらも
キャストの復讐心に共感しているところへ
やはり復讐は悪だと思い知らされる現実
- 映像的な描写
本を読んでいるにも関わらず、リアルで緻密な描写に
映像を見ていたかのような読後感
これはどの宮部作品にも共通する点
いかがでしょうか?
私は宮部作品が大好きなので
興味を持った方はぜひ、読んでみてください~^^
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