【香港:香港島】 香港でトラムに乗ろう^^ その① 路線図の見方や乗り方などの詳しいノウハウをご紹介~
こんにちは CHIHOです。
今回は
香港ならではのワクワク乗り物
トラムTRAM
について綴っていきます^^
*1HK$=約15円で換算
トラムとは
車道にひかれた線路の上を走る路面電車のことで
香港ではトラム tramと呼ばれています。
香港は
大陸に繋がる九龍半島と
その南に位置する香港島
さらに周辺にある島々からなりますが
このトラムは香港島サイドのみに存在する交通機関で
2017年現在
西は①堅尼地域(ケネディータウン)から
東は⑤筲箕灣(シャウケイワン)までを結んでいます。
また2階建てのモノは
世界にイギリスとエジプトとこの香港にしか無いんだそう
これだけでも乗るっきゃない~(笑)
路線図の見方
行き先を示す終着駅は全部で9つありますが
重なっている路線も多いので
以下の5つを抑えておけば簡単で愉しめます^^
走行路線
路線図
1.乗り方と料金
2.始発と終電時刻
3.路線図(終点や各駅)
4.現在地
乗り方
- まずは乗り場を探そう~
トラムは
香港島の主要道路上に
線路を引いて走っています。
まずは線路を見つけ
その辺りでホームの目印でもある屋根や看板を探すと
見つけることが出来ます。
乗り場となるトラムのホームは
場所によって
車道のど真ん中にあるセンター型と
歩道から乗り込むバス停型があります。
センター型には
陸橋から渡れるモノや
横断歩道から渡れるタイプがあります。
センター型 陸橋タイプ
センター型 横断歩道タイプ
バス停型
- 西行きか東行きか
トラムは香港島の東西に伸びる沿線で
西行き・東行きが常に行き来しています。
(ただし③跑馬地 Happy Valley ハッピーバレイ線を除く)
西行きはW(West)・東行きはE(East)
それぞれの方角の頭文字が看板に表記されており
ホームも異なるので注意が必要です。
またさらに分かりやすく
西行きは偶数・東行きは奇数で
各駅ナンバリングされています。
広東語・英語の他に数字とアルファベット
- 行き先と路線を確認しよう~
トラムは頻繁に行き来していますが
車両によって路線や終点が異なります。
西か東
行きたい方向のホームに着いたら
次は車両を確認します。
車両の前後には
終点を示す掲示板が付いているので
その地名を確認して乗り込みます。
例えば
中環辺りからマカオフェリーターミナルへ行こうと
西行きのホームから『上環トラム』に乗った場合
上環駅が終点なので
次のマカオフェリーターミナルへはたどり着けません。
なのでその先の石塘咀や
最西端行きの堅尼地城と表示されたトラムに
乗る必要があります。
ホームにある路線図を確認して
目的地の先にある駅名が表示された
トラムに乗りましょう~^^
こちらでも路線図を確認できます
➡Hong Kong Tramways - Interactive Map(英語表記)
新型車両 電光掲示板
ここで行き先を確認
旧型車両
- さあ、乗ってみよう~
乗車はトラム後方の入口からです。
ドアが開くと回転バーがあるので
それを押して乗りこみます。
(回転バーのない車両もあります)
支払は降りるときです。
バー無しタイプの乗車口
- 激安の乗車料金
トラムは乗車時間や距離に関係なく
1回2.3HK$(約35円)と激安です!!!
(2017年12月時)
各駅停車で
道路が渋滞してたりと
時間がかかる乗り物ではありますが
それでもこの値段は破格です!!!
車内の料金表
- 目的の駅は
トラムでは車内アナウンスがありません。
新型のトラムには車内に次の停車駅が
表示されるようになりましたが
未だ表示のない旧型もガンガン走ってます。
なので確実なのは
停車駅を数える作戦~
線路図であらかじめ何駅先で降りるのか確認し
数えて行く方法です。
次におすすめなのは
降りる駅の数字を利用作戦~
例えば西行きは偶数をナンバリングされており
西へ進むたび2ずつ増えて行きます。
(東行きは奇数で2ずつ増えて行く)
例えば乗ったのが46W
降りるのが78Wと目的地が遠い場合
たまに看板を見ては数字を確認
70Wあたりなら
72,4,6,8とあと4駅だと見当が付きます。
- 降りてみよう~
降車口は1階先頭の運転席の横にあります。
駅の間隔が比較的近いので
2階にいる場合は
1駅手前を出たころに
1階に移動しておいた方がベターです。
支払箱は運転席の横にあり
停車後お金を入れてトラムを降ります。
ただし
お釣りが出ない上に両替機もないので
注意が必要!!!
トラムに乗る前に細かいお金の準備を!
ちなみに
大人2人でなら5HK$コイン1枚で支払うのもアリ^^
細かいのが無い観光客だと間違われないよう
「2Peaple」とピースサインを見せ
(英語が通じない可能性もあるため)
間隔をあけずに続けて降りれば大丈夫です。
万が一お金の準備を忘れていた場合
勿体ないですが紙幣でも支払うことは出来ます。
また八達通(オクトパスカード)と呼ばれる
MTRやバスなどいろんな交通機関で利用できる
プリペイドカードでも支払えます。
降車の際にタッチすればOKですが
以前チャージ額が足りなくて
やむを得ず
お札で支払っていた地元民を見かけたので
残高には注意して下さい^^
(左)運転席横の料金箱
(右)左の黄色がお金用 右のグレーがオクトパス用
まとめ
遊園地のアトラクションのようなワクワク感と
2階席から香港の街並みを2階席眺めるまったり感
両方味わえる私の大好きな乗り物です。
香港島サイドを散策してたら必ず目にするので
見るだけでも「香港にいるな~!」とテンション上がりますが(笑)
乗ってみるとそのワクワク感は半端ないです^^
私がかつてお世話になったエージェントの方は
トラムで通勤したいからと
より家賃が高いとされる香港島サイドに住んでいました^^
そんな魅力あふるるトラム
ぜひお試しあれ~^^
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