フィリピン留学で初めて知った 英語教育では学ばなかった~INGの新たな使い方
こんにちは CHIHOです。
今回はフィリピンで学んだ
目からウロコ「英語」
を綴っていきたいと思います。
そもそもingって
英語を学ぶ上で出てくる「~ing」表現
私は「現在進行形」として学びました。
今~している
という継続した動作を表現したいときに用いるんだと。
それらに使える動詞は動作動詞とカテゴライズされ
イメージとして「継続している動作・行動」を表すので
ingに変換できる言葉は動詞であり
行動・動作を表現するものに限られます。
例えば walk
「歩く」という行動・動作を表すので
I'm walking.
「私は歩いている」とingに変換して使うことが出来ると習いました。
じゃあ、I'm loving itって。。。
ある日のクラスで、ティーチャーがこう教えてくれました。
こう表現することで動詞を「強調」することが出来るよと。
それが
I'm loving it.
「めっちゃ好っきゃねん!」
この表現、日本での英語教育を受けただけの当時の私には
「ああ、愛し続けているのね」と単純に思っただけなのですが
(おそらく)テストで答えると不正解、文法的にはおかしいのです。
なぜなら ing に変換できるのは
先に述べたように動作動詞だけ
love や like 、believeのように感情が続くような
状態動詞には適さない表現として不可になるのです。
私の学生時代には状態動詞での進行形を習った記憶はないですし
loveにingを使おうとも思わなかったので
フィリピンでティーチャーから教えられた時も
「ふ~ん」
くらいにしか思わなかったのでした。
合致した「マクドナルドの I'm lovin' it」
帰国後、マクドナルドのCMを見た時
「!」
と留学時のエピソードがつながりました。
それがおなじみのキャッチフレーズ
I'm lovin' it.
(※lovin'は loving略表記)
CMが終わるたびに、ロゴの下に表記された画面と同時に
アイムラヴィンニイッ
とセリフが聞こえてきます。
「おおお!これがティーチャーの教えてくれた好きの強調か!!!」
と頭上に電球が点きました(笑)
そして、これはやはり文法的にはおかしいようで
口語表現として用いられるものだということ。
CMという限られた時間に好印象を与えるために
こういう表現をしているんだと考えが至りました。
もう一つの強調表現
ちなみに同じように動詞を強調する別の表現があります。
それはdoを動詞の前に置く方法です。
例えば
I do hope so.
「めっちゃそう願っているよ」
これは hope の前に do を置くことで hope を強調しています。
単純 に I hope so. と表現するよりも
心から強く願っている気持ちを表現することが出来るのです。
日本語のように伝えたい
英語で会話をするときの私の重要なポイントは
「いかに的確に自分の気持ちを伝えるか」
対面で会話できる環境であれば
ジェスチャーや声の強弱などで
乏しいボキャブラリーや言い回しを補うことが出来ます。
しかし
ネットなど文面でやり取りするときはそうもいきません。
たとえ絵文字などを駆使しても、相手のリアクションも見えないので
「想いが100%伝わったか」の堂々巡りは消えない。。。。
そこを補うのに存在するのが副詞
つまり動詞の修飾語
使いこなせれば英語のレベルも「あんた、やるねぇ~」と
評価してもらえます。
しかし副詞を使って強調する表現を一つとっても
その数と種類は私にとって膨大!!!
覚えるのが苦手な私は
うろ覚えの副詞をいちいち辞書を持ち出してニュアンスを確認。。。
使いこなすのはなかなか大変なのです。
そこで簡単に気持ちの強弱を表すことが出来るのが
- ~ing
- do
コミュニケーションには大いに役立ってくれる表現方法であり
とても簡単なのが何より良い!!!(笑)
留学経験を通して
学校では学べなかったし、気にも留めなかった表現が
意味あるものになりました。
私にとって英語は成績の伸び悩みと同時に
苦手なものへと変換していきましたが
今は「コミュニケーションツール」として
続けていきたいモノになりました^^
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