初詣に伊勢神宮 お伊勢まいりは外宮(げくう)から! 正しい参拝方法と所要時間
今晩は CHIHOです。
もうすぐ師走になりますね。
となると新年もすぐそこ。
そして新年と言えば初詣。
(なんか連想ゲーム状態ですが。。。笑)
関西に住んでいると
人気の初詣先として必ず挙がってくるのが
「伊勢神宮」
添乗員として働いてた頃は
初詣に限らず人気の観光場所として
多い時はひと月に2,3回通っていた神社でもあります。
仕事を通して伊勢神宮のいろんな知識をもらえたので
今回は外宮(げくう)の参拝方法と
目安の所要時間を綴っていきます。
まずは地図をゲット
外宮をまわる前に地図をゲットしましょう~^^
外宮に入る表参道火除橋(おもてさんどうひよけばし)の向かって右手に
衛士見張所(えしみはりしょ)があります。
そこに地図が置かれており、自由に持って行けます。
これには外宮だけでなく、裏表で内宮の地図も載っているので
ぜひもらってください。
外宮は左側通行
表参道火除橋を渡ります。
外宮は左側通行です。
この通りに進めば正しい参拝が出来るよう
お宮やお殿も配置されています。
手水舎でお清め
左側通行で表参道火除橋を渡ると
左手に手水舎(てみずしゃ)があります。
参拝のために手と口を濯いで身を清めます。
手順
- 右手で柄杓を持ち水を掬う。ーこの水一杯で最後まで清めます。
- 左手を柄杓の水で洗う。ー目安は1/4の水の量で。
- 柄杓を持ち替えて同様に右手も洗う。ーこれで両手が清められました。
- もう一度持ち替えて左手に水を受けてその水で口を濯ぐ。ー決して柄杓に直に口をつけないこと。必ず左手で受けた水を口に運んでください。水を口から出すときは、見苦しく無いよう左手で口元を隠すようにしましょう。
- 軽く左手を洗う。
- 柄杓を垂直に立てることで柄杓に残った水が柄を伝うように流す。ー次の人のために柄杓の柄を洗い柄杓をキレイにします。
- 伏せて柄杓を戻す。ーこれも次に使う人のための心配りです。
慣れると柄杓一掬いでラクラクと清められます。
自分の身を清めるだけでなく
水を無駄に使わない、まわりの人を気遣うという教えも含まれてるんですね。
鳥居をくぐるときは一礼
鳥居は神社の玄関、入り口です。
神社に行くとは、神様の家にお邪魔するということになりますので
鳥居をくぐるときは一礼してからくぐりましょう。
帽子をかぶっている人は帽子も脱ぎましょう。
また、この時も左側通行を守ると同時に
参道の真ん中は神道(じんどう)と呼ばれ神様の歩く場所なので
なるべく左端を歩きましょう。
二礼・二拍手・一礼
正宮でのお参りの手順です。
手順
- 賽銭を入れる。ー諸説ありますが、神社は神の家と考えた時、お賽銭を投げ入れるのは失礼。そっと賽銭箱に入れます。
- 二礼する。
- 二拍手する。ー手を少しずらし柏手(かしわで)を大きく打って神様に自分が来たことを知らせます。
- 手を合わせたまま、住所氏名を名乗る。そしてここに来れた感謝を伝える。
- 一礼する。
本来、参拝とは
お願い事をしに来るのではなく
今まで無事に生きてこれた事
こうして参拝の来れた事への感謝
を伝えるということです。
少しのお願い事は良いと思いますが
お礼も述べずにお願い事だけするというのは
そもそもの参拝の意味合いから外れていると教わりました。
また賽銭箱の前に行列が出来ていますが
神様は賽銭箱の真正面だけにいるわけではありません。
賽銭箱にお賽銭を入れたら
正宮に正対して手を合わせれば大丈夫ですので
周りの人のためにも場所を譲るというのも大切です。
私はいつも並んでる人の列の横を通り
端から賽銭箱にお賽銭を入れ
その場を離れて手を合わせます。
それで十分だと教わりました。
並ぶ必要はないですよ^^
お札やお守りは最後に
正宮参拝の後に左側通行で戻ると
左手に神楽殿(かぐらでん)がありますので
そこでお札やお守りを求めましょう。
御朱印も神楽殿で受けられます。
(御朱印で並ぶ参拝客)
帰りの鳥居でも一礼
行きの鳥居が「お邪魔します」なら
帰りの鳥居は「お邪魔しました」です。
帰り道で鳥居をくぐるときは
振り返り正宮の方に一礼して戻りましょう。
所要時間
このような流れで参拝すると
外宮では30~40分あれば十分です。
ただ、お守りや御朱印などは参拝客の数に比例して
時間がかかりますので注意が必要です。
だからと言って
参拝前に空いてるからと神楽殿に先に行くのは本末転倒ですよ~^^
まとめ
初めて参拝方法やその意味を知ったとき
感動したと同時に神社へお参りするときの心構えが変わりました。
それからは
正宮で人を押しのけて前の方で手を合わせる人や
お土産屋感覚で先にお守りなどを購入する人を見ると
本来の参拝の意味を知らないんだなぁと。。。。。
参拝客の人たち全てが知っていれば
みんなとても気持ちよく参拝できるのになぁと思いました。
ちょっと堅苦しく思うかもしれませんが
実践してみるととても気持ちのいいものなので
ぜひ正しい参拝方法でお参りしてみてください^^
ちなみにどこの神社でも作法は同じですよ^^