CHIHO’s blog

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おすすめの映画 泣けた、感動した ダコタファニング主演の洋画 『リリィ、はちみつ色の秘密』 

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今晩は CHIHOです。

 

先日

録画していた映画がとても素晴らしく泣けたので紹介したいと思います。

 

あらすじ

1964年のサウスカロライナ州シルヴァン郊外の桃農園で暮らす14歳のリリィ・オーウェンズ。リリィが4歳の時に、リリィが銃の引き金を誤って引いてしまったことから、母親が亡くなり、そのことでリリィは罪の意識を抱えたまま生きていた。

ある日、オーウェンズ家で働く黒人の家政婦ロザリンが白人から嫌がらせを受けたことがきっかけで、リリィはロザリンと共に家を出る。ヒッチハイクをしながらティブロンという街に向かう。やがて、蜂養場を営むボートライト家と出会い、ボートライト家に滞在するようになる。

 

引用 リリィ、はちみつ色の秘密 - Wikipedia

 

14歳のリリィ(ダコタ・ファニング)は

お母さんを殺してしまったという罪悪感を抱いたまま

暴力的な父と黒人の使用人たちと共に農園で暮らしています。

 

それは、黒人への人種差別がまかり通っている時代。

差別撤廃の法案が制定され、白人の黒人に対するフラストレーションが高まる中

大好きな家政婦のロザリンが白人から暴行を受けた上に警察へ連行されます。

 

自分に対する日々の暴力に加え、ロザリンを見捨てた父を見限ったリリィは

家出を決意、警察から連れ出したロザリンと共に

母の遺品にあった「ティブロン」という名の街を目指します。

 

母を殺してしまったあの日

父の言うように母は私を連れて行かずに一人、家を出ようとしたのか

本当に私は捨てられたのか、母を殺してしまった十字架を背負いながらも

答え探しの旅に出ます。

 

ティブロンの街で見つけた、母の形見の「黒いマリア様の絵」

それは黒人養蜂家の作るはちみつのラベルでした。

母とのつながりを感じたリリィは

嘘をついてこの養蜂家ボートライト家に潜り込み

母の痕跡を探しながらも、父と暮らす農場では得られなかった心安らかな日々を送ります。

 

そんな中、またもや人種差別による事件が起き

その原因が自分にあり、自分は人を死に追いやる疫病神だと責めるリリィに

ある真実が語られます。。。。

 

見どころ

 悲しい事件が次々起こる中、殺してしまった母の真実を知ったとき

リリィは自分の人生を歩き始めます。

 

私なら母親を殺してしまってこう生きられるだろうかと考えさせられたとともに

人種差別の惨さや、それでも生きる人間の強さに感動しました。

 

また「自分と違う」だけで人はあんなに冷酷な生き物になれるのかとも。

 

ちょうど心理学を学んでいる私にとって

人間の良いところ、良くないところ

すべてが描かれていたので、心に響いたのもあります。

 

こういった人間の良くないところの根源は

人間の弱さであり、そこからくる防衛反応として

攻撃したりするんだろうなぁ、と。

 

最後にすべての人に「救い」があれば。。。。

それが描かれていればいうことなし!と思った作品です^^

 

【関連記事】

日本では、2009年3月に公開されました。

movies.foxjapan.com