屋久島に行ってきました^^ 元移住者が巡るおすすめの観光 温泉編①
こんにちは CHIHOです。
屋久島には温泉が思いのほかたくさんあるのですが
その中で私の好きな温泉その1
湯泊温泉(ゆどまりおんせん)
を紹介したいと思います。
地図と行き方
南側の大きな集落「尾之間」から4つ目の集落「湯泊」の海岸にあります。
湯泊までの所要時間
宮之浦~ 70分
安房~ 45分
尾之間~ 15分
県道を西に向かって走っていると湯泊集落の真ん中に
★「湯泊温泉」と書かれた小さな看板が左手に出てくるので
(県道の右手には湯泊郵便局があります)
その案内通りに左折し、道なりに湯泊の集落に入っていきます。
分かれ道には同じように★「湯泊温泉」と書かれた看板が出てくるので
その通りに進んで行くと海岸まで出ることが出来ます。
県道から湯泊温泉までの所要時間
車 1,2分
徒歩 5,6分(かなり傾斜のある道です。帰りは上りになります。)
昔は、集落の県道沿いに車を止め歩いて海岸まで降りたのですが
今では駐車場へ続く立派な車道が出来て、更衣室・トイレも設けられています。
(湯泊温泉の駐車場と更衣室・WC
車は写真の奥から駐車場に入ります)
利用方法
【準備すると良いもの】
・タオル
・ビーサン
・ペンライト・懐中電灯
・風呂桶
- 入浴料は100円
堤防のところに管理費を入れるポスト(緑色)が設置されています。
いわゆる入浴料です。
管理人などはいないので自己申告制です。
- 原則、タオル・水着不可
湯泊には湯舟が2か所と、足湯が1か所あります。
もともと、湯泊集落の島民がお風呂として利用していたので
タオルや水着をつけての入浴は不可でした。
私も夜に何もつけないで入りに行ってました。
が!!!
現時点では沖の岩場にある湯舟では
タオルや水着が可になったようです。
- 洗うではなく、浸かる
湯泊温泉は俗に言う「野天風呂」で海岸に湯舟があるのみです。
石鹸などで体を洗うのではなく(島民の方は洗ってます)
ゆっくり浸かりに行くのにもってこいの場所なので
宿などでお風呂を浴びて汗を流してから
お湯に浸かりに行くのをおすすめします。
風呂桶など何もないので、持っていない場合は
かかり湯は手でバシャバシャ掛ける形になります。
宿で風呂桶を借りることが出来るなら
借りて持参するのをおすすめします。
- 夜はライトが必要、照らし方にマナーを
ただただ湯舟があるだけの温泉なので
照明などのライトは一切ありません。
沖の湯舟に行くときには足元を照らす懐中電灯があれば便利です。
ただ、手前の湯舟に入浴客がいることがあるので
ライトを使うのは自分の足元のみ!!!
以前、夜に浸かっていたときに
容赦なく湯舟を照らしてくる観光客に遭遇しました。
(地元の方など分かっている方はそのようなことはしません)
こちらは全裸で浸かっているのに
相手はお構いなしなのです。
速攻、照らすのを止めるよう注意しました!!!
目が慣れれば、月明かりや星明かりで周りを見るのは十分ですし
足元が不安であれば、自分の足元だけを照らすのがマナーです。
当時より沖の湯舟への道も舗装され
かなり歩きやすくなっているので
ライトの使い方には注意が必要です。
(今の沖の湯舟への道。
奥に続くでこぼこした岩肌では
へこんだ所にコンクリートが流し込まれていて
かなり歩きやすくなっています。
夜にはそのコンクリートがぼんやり白く浮き上がって見れるので
目が慣れれば道が分かります。)
おすすめポイント
- お湯がぬるめ
屋久島の他の温泉に比べてお湯がぬるく
長時間入っていられるのが湯泊の良いところです。
春~秋に掛けて「涼しい」くらいの気候なら
入ることが出来ます。
始めはぬるいので「少し寒い」と感じるかもしれませんが
長く入っていると上がる頃にはポカポカしています。
温泉で長風呂ゆえの効果かなと思います。
私は長風呂が苦手なのですが
湯泊なら1時間くらい平気で入っていられます。
- 波の音を聞きながら
私はもっぱら沖にある湯舟に浸かるのですが
海の荒れているときは湯舟に波しぶきが来るくらい
海のそばなので波の音を聞きながら浸かれます。
- 月や星を眺めながら
私は都会育ちなので、月明かりはもちろんのこと
星明かりでもこんなに明るいんだと驚いたのが屋久島でした。
暑い時期でないと星空観察は冷えとの戦いになりますが
湯泊ならお湯に浸かりながら星空や月をゆったり眺められます。
- 春から初夏にはホタルも見れる
今の湯泊駐車場のそばには沢があり
かつてはそこに、たくさんのホタルがいました。
そのおかげか、当時は湯船から岩場を飛ぶホタルを見ることが出来ました。
10数年以上経って訪れた今回
駐車場整備などでかつての沢は姿を変え
ホタルはもういないかなぁと思っていたら
今回もホタルを見ることが出来ました!!
私が見ることの出来た時期は
3月下旬~6月頃まで
屋久島でホタルを見れる時期には
湯泊でお湯に浸かりながら見ることが出来ると思います。
まとめ
昔に比べ車でのアクセスが便利になった湯泊温泉
同じ野天風呂の「平内海中温泉」とは違い
潮の満ち引きを気にせずに24時間入れます。
また、登山などで疲れた体を癒すのに温泉はもってこいです。
私は当時、ユースホステルで働いていたので
毎日早朝から夜まで体力勝負の仕事の中
いつもくたくたになってました(苦笑)
湯泊を教えてもらい通うようになってから
日々の疲れを感じなくなりました。
タオルや水着を着けられるようになり
女性は特に以前よりも利用しやすくなったので
なかなか味わえない海岸の野天風呂
入る価値は大いにあり!!!
超おすすめの温泉です^^
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