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夢叶う!!! 自然の中で乗馬体験(体験編) in プリンスエドワード島 カナダ

 

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                                                                                                            drawn by CHIHO

 

こんにちは CHIHOです。

 

今回は、カナダでの乗馬体験「きっかけ編」に続き
「体験編」を綴っていきます^^

 

とてもエキサイティングで
大満足な体験でしたー!!!

 

プリンスエドワード島(以下 PEI)が日本にもっと近ければ
しょっちゅう通いたいくらいです(笑)

 

順調な滑り出し

朝、旅行会社の依頼通りに
催行いかんの最終確認として電話をすると

「乗馬ツアーは予定通り決行します」

とのこと。イエーイ!!!w

 

ホテルでゆっくり朝食ブッフェを採りながら
お迎えが来るのを待っていました。

 

そして、さすが日本人ガイドさん
オンタイムより少し早くお迎えが^^

 

今回の乗馬ツアーは私たち母娘2人だけということで
貸し切り乗馬ツアーのスタートです!!!

 

乗馬場へ向かう道中
今回はいつも利用している施設ではなく
ガイドさん自身も初めての場所とのこと。

 

いろいろ会話と景色を楽しみながら
予定より早く乗馬場へ到着しました。

 

前のグループがまだ乗馬中ということで
かぶるヘルメットを選びながら
日本人ガイドさんから一般的な乗馬のレクチャーを受けました。

 

その中で印象的な内容は以下のようなことでした。

  • 手綱をしっかりリードして主導権を馬に取らせない
  • 馬のボディーを足で挟むので筋肉痛になる

そうこうしているうちに前のグループが戻って来て
いよいよ乗馬がスタートです!!!

 

大胆な始まり

私には栗毛の Will(ウィル)という馬が連れてこられました。

 

その時、Cico(チコ)という私の名前にとても似ている馬も来たのですが
こちらは母とペアを組むことになりました(ちょっと残念)

 

何故かこの2頭にはマスクのようなものが付けられていて
「なんなんだろう?」とガイドさんに聞いてみると

「彼らは草を食んではサボろうとするから防止用のマスクさ」

とのこと。。。。?!

 

いやいや

私、乗馬初めてのド素人ですよ?!

もっと真面目で勤勉な馬をお願いしますよ!!!

と軽~く訴えてみたのですが(現に厩には20頭近くの馬がいた)

「コンディションやローテーションやいろいろあるんでしょう」

ということでした。(あっさり)

 

「しゃーない、これも運命だ」

とそのままウィルに乗り
手綱を引いてもらいながら馬場へ移動し
柵のそばで止まりました。

「おお、いよいよ馬場で軽く足慣らしか!」

と思いきや
柵のそばで乗ったまま
ウィルは立ったまま
口頭で乗馬体験の流れとポイントを伝えられるのみ。

 

それは

  • あなたたちの力量でコースの時間や距離は変わる(つまり下手っぴだったら早々に切り上げることもある)
  • 手綱は両サイドの長さが同じになるように真ん中を持ち、右に行くときは右を引き、左に行くときは左を引く

以上!(by.厚切りジェイソン!)

 

そうそれは「足慣らし」ではなく「心得」でした。(笑)

 

そんな「心得」レクチャー中

どんな手触りなんだろう?
どのくらい温かいのかな?
毛触りはどんなだろう?

という好奇心を抑えられない私は挨拶を兼ねて
手綱から手を放しウィルの首元に左手を乗せてみました。

 

すると触れたとたんにウィルは首をよじり
背中に乗っている私を

「ジロッ」

と左目で見てきました。

 

ウィルとの初アイコンタクト!!!

なのに

若干の恐怖感のみで、心が通った気がしない!!!OMG

 

唐突に触れたことで「なんやコイツ?」と思われたかなぁと
一抹の不安を抱きながらコースへ繰り出したのでした。

 

信頼とリラックス

先頭から

  1. カナダ人ガイド(ボス?)
  2. 日本人ガイド
  3. カナダ人ガイド(女の子)

と前についていく形で、すでに踏みしめられた轍を歩いていくのですが
ウィルはまったくお構いなし、好きなようにコースアウトしていきます。

 

道を外れていいのか?!

従順でないとツアーを切り上げられるぞ!!

 

という気持ちと初めての馬乗りに対する恐怖感
それらと葛藤しながら私はこのように思いました。

 

「怖がっていたらウィルに伝わってしまい、余計な恐怖感を抱かしてしまう。

まずは私が落ち着いて、危険な目に遭わせることはないとウィルを信じることだ。

(ジロッと睨まれはしたけれど 苦笑)」

 

それから私はウィルの動きに合わせ
どこにも力を入れず
ただ揺られているに任せると
次第に慣れてきて恐怖感は去っていきました。

 

すると次第に
周りの景色や先を行く馬たちの様子も目に入るようになり
同時にウィルのことも見えてきました。

 

道中、ウィルは前の三頭が歩く道をまぁたどりません。(笑)

 

少しでも轍が枝分かれしていようものなら
前3頭が歩かなかった方を選びます。

 

当然、コースとして踏み均されていない道なので
そのたびに私の脚にざっざざっざざっざざっざ低木が当たります。

 

自然
馬のボディの外側に私の両脚があるのだからざっざするのは私の脚のみ。

 

たまに頭上に張り出した枝にもぶつかりそうになりましたが
ウィルの首よりも私の方が上にいるのでウィルはまったく気づかず。

 

そう

彼は自由

そして

私に似ている

 

私も団体行動している時
前の人についていく・合わせるというのが退屈で嫌でした。

 

目的地にはちゃんと到着するから、好きなようにさせてくれという感じ。


なので私もウィルに任せて
ただただ手綱をたるませ
ゆらゆら、ポッカポッカ、揺られていました。

 

マスクをした口で草を食む食むしようとしない限り。
(一度それで手綱を強めにひきましたが、あのマスクで食べれていたのか謎w)

 

そんな具合で


木立の中の赤土の道を
水辺の道を
波打ち際の砂浜を

 

静かなワクワクと共に大・大・大満喫できました!!!

 

私の望み通りに


私が操るのではなく
馬のウィルにほとんどの主導権を譲り
彼と私を「合わせながら」
大自然の中を散歩する

 

多分
日本の乗馬クラブでは味わえないだろう
とても素晴らしい経験が出来ました。

 

日本人ガイドさんにも

「何度も乗馬ツアーに同行しているけれど
 ここまで大胆に自由な乗馬は僕も初めてでした。
 しかも、状態が良かったので長いコースを歩けましたよ」

と言っていただきました。

 

ちなみに

今回は日本人の方が運営されている

Select Tours (HP : PEI Select Tours  )

を利用しました。

 

自分で乗馬ツアーをしている牧場なども探したのですが

  • 母は英語が分からないので、乗馬でのレクチャーを理解できない
  • PEIでのメインの交通手段はタクシーで、自力で手配は割り高

という懸念材料があり

それに対してこのツアーだと

  • 日本人スタッフが同行するので、通訳してくれる
  • ホテルまで送迎込みの料金設定

という利点があったので。

 

実際に乗馬をしたのは
PEI東部のBrudenell(ブルードネル)にある
リゾート施設の乗馬サービスです。参照HP➡ Brudenell Riding Stables
そこには宿泊施設やゴルフ場などもあるようです。

 

個人的に行けば30カナダドルほどで乗馬体験できますが
そこまでのタクシー料金が高いと思うので
ツアーで行く方がお得な気がします。
英語の苦手な方も、日本人ガイド同行なので安心です。

 

実際、帰り道の車内で日本人ガイドの方から
カナダで有名なアイス屋さんの裏技オーダーを教えてもらいました^^
早速試してみたので
それはまた次回、紹介したいと思います^^

 

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