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イギリス留学記 街中なのに! 通学路に突然牛が現れた!!!

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こんばんは CHIHOです。

 

今回は私が留学していたイギリスはケンブリッジで経験した
信じられないエピソードを綴っていきます^^

 

*************************

 

当時、私が通っていた語学学校は
シティーセンター内、つまり街の中心地にあり
そこから歩いて15~20分ほどの
車の往来が激しい幹線道路沿いにあるシェアハウスを借りて
生活していました。

 

近くには大きな大きな公園があり
そこを横断すれば学校までの近道になったので
園内の歩道を通学路として利用していました。

 

春めいてきたある日の朝
いつものように支度を終え学校へ向かうため家を出た私は
昨日まではなかった大きな茶色い物体群を公園内に見つけました。

 

「。。。。あれって、牛っ?!

 

園内の中央を突っ切る歩道の左手に広がる芝生の上に
たくさんの茶色い牛が座ったり、草を食む食むしたりと
まったり過ごしているではないですかっ!!!!

 

牛たちを隔てる柵などはなく
よく見ると牛の向こうには座り込んでいる人たちもいたりします。

 

この事実に大きく動揺しているのは私一人のようで
園内に見える他の人たちは
シティーセンターへ向かうべく
歩いていたり、自転車で走り去ったり。
また朝のジョギングや犬の散歩をしてる人など
牛を除けば、昨日までと同じ日常がそこに在りました。

 

しかし私は都会育ち
動物は大好きですが
柵無しで見知らぬ牛と接近するにはかなりの勇気が。

 

そして何より
こんな街中の公園に突如現れた牛という状況に
困惑以上の恐怖を感じていました。

 

ただ私も学校に参らねばなりません。

 

意を決して歩を進めました。

 

牛たちを刺激しないように
平静を装って歩いていると。。。。

 

そこかしこに牛のふんがっっっ!!!

 

OMG!!!

 

慎重にふんを避けながら
牛の群れエリアもやり過ごし
公園を無事通り抜けることが出来ました。

 

しかし
あんな街中の公園に
なぜ突然大量の牛が放たれているのか
運搬中の牛が逃げたなどという騒ぎもなく
皆目見当のつかなかった私は
ティーチャーに尋ねてみました。

「今朝、そこの公園に牛がたくさんいたんだけど、あれはなに?」と。

 

すると彼女はこう答えてくれました。

「牛を飼っている農家の人がこの時期になると公園の草を食べさせるために
 公園に牛を放すのよ」と。

ごくごく当たり前のことのように笑顔を添えて。

 

そしてこの答えは私に新たな疑問を与えました。

・その牛はどこからやって来たの?(街中なので当然近所に牧場など無し)

・みんなの公園の芝生をエサとして個人の農家の牛が食べていいの?

・ふんもほったらかしだけど?

・柵無いけど危険はないの?

 

ただ私にはこれを聞く気力も語学力もなかったので
謎のままに終わりました。

 

その日、学校が終わり
同じように公園を通りましたが
今朝の牛たちは居なくなっていました。

 

しかしそれから数日間
朝の公園に牛がいるという状況は続きました。

 

これらの牛が同じ牛たちなのか
はたまた日替わりでいろんな農場の牛が来ていたのか
それも謎に終わったままです。

 

海外で生活すると
その土地の文化や慣習などに驚かされることはありますが
なかなかここまで面白ショッキングなことにはお目にかかれないなぁと
今でも強く記憶に残る体験です^^

 

 

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