モロッコ1人旅行記 カサブランカからマラケシュへ モロッコ鉄道ONCF利用 車内の様子&ローカルと触れ合う^^
こんにちは CHIHOです。
ONCF鉄道旅の様子などを綴っていきます~^^
座席はテーブル付きの4人掛け
L'oasis (ロアジス) 駅で乗り換えたマラケシュへ行く電車は
空港駅からのとは打って変わって一気に古ぼけました(苦笑)
座席は折りたためるらしいテーブルが付いた
向かい合わせの4人掛けタイプで
一緒にマラケシュまで行くことにしたチュニジア人と
大きなスーツケースを抱えてどこに座ろうかうろうろ。
結局、すでに2人ずつ座っていた座席に
通路を挟んでお互い別れて座りました。
彼はアラビア語でモロッコ人と会話が普通にできるので
相席になった乗客たちと談笑。
私は時々、彼らが話してることを訳してもらったり
(とは言っても、彼も英語が堪能ではなかったので楽ではなかったですがw)
外の景色を眺めたりしてマラケシュまでの時間を過ごしました^^
車内販売、あります
長旅だからか、マラケシュまで
車内販売のワゴンが2度ほど通りました。
ワゴンにメニューボードが貼ってあり
仏語かアラビア語で書かれています。
ボトル系の飲み物・コーヒーなどの飲み物・お菓子類・サンドウィッチ
とカテゴリーがあり
水で8dh(約90円 1dh=約11.5円)
サイズが1/2としか書かれてないのですが
たぶん500mlかなと思います。
また、ごみ回収の清掃員も
2度ほどゴミ袋を持ってまわってきます。
トイレもある(と思う)
相席していたおじさんが
何も持たずに数回、席を立ってたので
実際目にはしなかったのですがトイレはあると思います。
(そう書いている情報も読んだので)
多分紙はないと思うので持参が必要だと思います。
よく停まるのんびり旅
マラケシュへは直行ではなく
各駅に停まるのか街が見えるたびに停車しました。
また何か線路上でトラブルがあったのか
何もないところでも停まってました。
私は12:00の空港駅発に乗り
30分もかからずL'oasis駅で下車
13:00ごろに来たマラケシュ行きに乗り換え
マラケシュ駅へは16:00過ぎに着くという
都合4時間ほどの移動だったのですが
「これが日本だったらもっと早く着くんだろうなぁ」
というかなりのんびりゆったりした移動でした^^
地元の人たちとの触れ合い
アラビア語を話せるチュニジア人の彼と一緒だったおかげで
彼が通訳するような形で
相席になるモロッコ人とも愉しい時間を過ごせました^^
ただ、本人も認めるほど彼は英語が得意ではなく
私も堪能ではないので会話を諦めることも何度かあり(苦笑)
相席だったモロッコ人のおばさんにも
「あなた、仏語話せないで、よくモロッコを一人で旅するわね」
と突っ込まれたほど。(笑)
それでもみんなでゼスチャーやアイコンタクトを交えながら
モスリムの文化や、モロッコやマラケシュでのおすすめ
アラビア語での挨拶など
お互いに聞きたいことを聞き合って愉しかったです。
モロッコ人のやさしさ
手作りのモロッカンクッキー!!!
私が昔パティシエをしていたことを話していたときのこと
あまり積極的に会話には混じってこない相席のおじさんが
(トップの写真に手だけ写ってますw)
乗車中、ぼりぼりぼりぼりしていた紙袋の中身を私に見せてきました。
私は形を見て
「ああ、モロッコのクッキーだ!!!」
と分かったのですが
チュニジア人の彼やモロッコ人のおばさんも
「これはモロッコのクッキーなのよ」
と口々に説明してくれました。
さらにおじさんの奥さんのお手製だったらしく
「おおお、すげぇなぁ~」
と感心している間もずっとおじさんはクッキーを突き出したまま。
するとチュニジア人の彼が
「あげると言ってるよ」
と教えてくれました。
モロッコ人のおばさんも私の目を見て
「うんうん。もらいなさい。」
と言ってるかの如く大きくうなずき
結局その場にいた3人ともいただくことに。
これがまたすごく美味しかった!!!
粉っぽさも、脂臭さも全くなく
甘すぎることもなく日本人の口に合う味わいで
お土産に買って帰りたいと思ったほど。
上手くしゃべれないながらも
心を開いて接していれば
こうして相手も心を開いて親しくなれるんだと
小躍りしたくなるくらい嬉しかった瞬間でした^^
子どもも可愛い
これは車内販売のワゴンを撮ったときに写った
隣の座席の女の子です^^
この子もとても人懐っこく
目を合わせると微笑んでくれました。
途中、退屈だったんでしょうね
ぐずったりすることもあったんですが
彼女と視線を合わせて遊ぶだけでもとても楽しかったです。
降車時も
いよいよマラケシュ駅に到着した時にも
モロッコ人のやさしさがさく裂!!!
最終駅なので乗客はみんな降りるのですが
私が大きなスーツケースと狭い通路で格闘していると
クッキーのおじさんを始め、そばにいた男の人たちが
スーツケースを持ってくれようとしてくれました!!!
そんなに重いものでもなく
クッキ―のおじさんに至っては私の方が力があるだろうな
という感じだったので
丁重にお礼を言いつつ断って自分で降りたのですが
「ええ人たちばかりやなぁ」
と嬉しくなる出会いと体験でした^^
まとめ
海外で一人旅をする醍醐味の一つが
現地の人たちとの触れ合い
だなぁとつくづく実感しました。
昔は「だまされないぞ!」と気合を入れて
極力一人で過ごしてましたが
今回の一人旅はたくさんの出会いがあった旅でもありました^^
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