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モロッコ1人旅行記 マラケシュのメディナ北側 案内されるまま訪れた『皮なめし職人エリア』で なめし職人とバトる!!! 前編

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こんにちは CHIHOです。

 

今回は
今、思い返しても気分の良いものではないのですが
「こういうこともあるよ」
という感じで
マラケシュメディナで遭遇した

皮なめし地区でのやり取り

を綴っていきます~

 

最初はフレンドリー

ジャマ・エル・フナ広場近くのスークで
人ごみにも、勧誘にも疲れ切った私は

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「こっちには何があるんだろう?」
という好奇心だけで
観光客のあまりいないメディナ
北へ向かって歩いていました。

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良いところで引き返そうと思いつつ
しばらく地元民にまみれて歩いていると
一人の青年が愛想よく近づいてきました。

英語で話しかけてきたのと
同じ方向を歩いていたのとで
特に避けることもなく会話をしながら進んでいると
聞こえてきたのは「フェスティバル」という単語。

しかも今日が最終日で貴重だから
そこへ案内すると言ってきたのでした。

案内料は要らないし
なんせもう終わってしまうから
行こう行こうと言われて
「フェスティバルなら面白そうだな」
と一緒について行くことにしました。

 

選手交代

そうしてしばらく歩いていると
彼と同じ年頃のモロッコ人と遭遇しました。

曰く友達だそうで
「用事があるからここからはこの友達が案内するけど
こっちも案内料は要らないから大丈夫」
と言ってきました。

ここまで結構歩いたにもかかわらず
「交代してまでまだ歩くんかい?!」
と、不信感よりは距離感に不安と疲れを感じていたのですが
「帰りは近道でショートカットできるから」
と彼らの人懐っこさと笑顔にほだされて
そのまま進むことにしました。

 

おじさん登場

そうして連れていかれた場所には
フェスティバルの様子はみじんもなく
小さな入口の前に一人のおじさんが立っていました。

おじさんと言っても私と変わらないくらいの人なのですが
案内してきた彼らより日本語を少し知っているようで
しかも「関西訛り」

変な親近感を抱きつつも
ここからはこのおじさんが案内すると言い出しました。

 

あまり何も調べずにモロッコに行ったので
(というか、本屋にも図書館にもモロッコの地球の歩き方がなく
 得られる情報が限られていた)
メディナの北側に皮なめしのエリアがあるなど知らない私。

事前に知ってたら
「あ、タンネリ(皮なめし)の案内だな」
と気づいたんでしょうが
怪しさを感じつつも
「まぁ、いいか」
と流れに任せてみました。

 

激臭と激ビジュアル

鼻を衝く激臭とともに現れたのはたくさんの水槽。

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終始英語で説明を受けてたのですが
「ラダー、ラダー(梯子)」
と聞こえる言葉が実はなまっていただけで
「レザー(皮)」のことかと理解した私。

そこで
「ああ、フェズ名物のタンネリってここにもあるんだ」
と気づいたのでした。

ただ、元々タンネリに興味のなかった私
さらにお肉を食べなくなったので
そこらにあるなめす前の皮のビジュアルや臭いにも
今まで以上に苦痛を感じたのですが
なめす工程はレベル5くらいまであるらしく(苦笑)
意気揚々と説明するおじさん。

「まぁ、いいか」
と改めて流れに任せてみました。

 

後編へ続く

モロッコ1人旅行記 マラケシュのメディナ北側 案内されるまま訪れた『皮なめし職人エリア』で なめし職人とバトる!!! 後編 - CHIHO’s blog

 

 

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