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初詣に伊勢神宮 外宮の豆知識 結界ではない多賀宮遙拝所と樹齢900年以上の清盛楠

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こんにちは CHIHOです。

 

今回はあまり知られていない

多賀宮(別宮)遙拝所(たかのみや(べつぐう)ようはいしょ)

清盛楠(きよもりくす)

を紹介していきたいと思います^^

 

参拝者への心配りや

歴史の長い伊勢神宮ならではの伝説など

知るとこれまた面白いですよ~

 

多賀宮とは

外宮にあるお宮の一つで98段ある階段を上った山の頂にあります。

 

正式参拝でも書きましたが

本来神社へはお願い事をしに行くのではなく

感謝を伝えに行くところです。

 

その代りにお願い事をするのが

荒御魂(あらみたま)が祀られているこの多賀宮です。

 

伊勢神宮 多賀宮

 

多賀宮(別宮)遙拝所とは

そしてトップの写真のようにしめ縄の貼られた場所があります。

これは正宮への参道の途中の左手に現れます。

イラストマップの赤枠の場所です。

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ここは頂にある多賀宮まで行けない人のために設けられた参拝場所で

こちらで手を合わせてお参りすれば

直接お宮まで行けなくてもお願い事を聞いてもらえます。

 

私が添乗したツアーではお年を召した方が多かったので

無理をせずこの遙拝所から手を合わせることをおすすめしていました。

 

一瞬「三ツ石」のしめ縄と雰囲気が一緒なので

ここもパワースポット?!

と思っちゃいそうですが全く違いますので~^^

 

伝説の古木

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これが清盛楠(きよもりくす)です。

すごく大きいです!!!

 

表参道火除橋から手水舎の反対側にあります。

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名前で察するところもあるとは思いますが

平安時代末期の武将 平清盛 

勅使として外宮に参向した際

自分の冠がこのクスノキの枝にあたったということで

怒って枝を落としたといういわれのあるクスノキです。

 

天皇の命を受けて天皇家ゆかりの外宮に参向しておきながら

敷地内のクスノキを切るという破天荒なエピソードです。

 

この古木を初めて教えてもらった時は

「だから、なんなんだ?平清盛って嫌な奴だってアピールか?」

と思いましたが(苦笑)

よくよく考えてみると

歴史上の人物が実際に関わった木というが

900年もの時を経て今も残ってる

というは純粋にすごいなぁと思いました。

 

特にパワースポットなどではないですが

歴史好きにはたまらない場所かなぁと思います^^

 

まとめ

参拝していて見つけるものには

意味があったり歴史があったりと

色々感慨深いものばかりです。

 

自分で見つけた気になる物も調べてみると

実は。。。。なんて面白エピソードや

参拝者の為にと考えられて工夫など

新たな発見があるかもしれませんね。

 

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