
こんにちは💕CHIHOです
今回は2022年8月8日に閉店した
老舗の飲茶レストラン『蓮香樓 Lin Heung Lau』が
2024年4月に復活したということで
再訪してきました~♬
その様子をご紹介いたします
*1HK$=約20円で換算(2025.1時点)
目次
かつての様子
コロナ禍の影響で閉店するまでは
ローカル感満載でワゴン式飲茶*1を味わえた蓮香樓
香港ならではの相席システムで観光客や地元民が相まみれ
ガヤガヤとした喧騒のなか飲茶を愉しめる貴重なレストランでした
一人旅メインの私は毎度訪れることはしませんでしたが
誰か連れがいるときに幾度か訪れたことがあり
その時の様子は下に貼ったブログにしたためてますので
興味の湧いた方は読んでいただければ幸いです^^
今回の様子
場所は変わらないままオーナーさんが変わったことで復活した蓮香樓
記憶のままに訪れてみるとこの辺りの観光名所の一つとなっている壁アート*2が
この蓮香樓の西側の壁にも描かれていました~

店内は以前に比べて明るく綺麗になっており
座席も整然として少し広く感じるほどで
かつての狭く雑然とした様子はもう無くなっていました
私は以前の方が『香港に居る~』実感が強くて好きですが
慣れない方でも利用しやすいこの雰囲気は
これはこれで良いんだろうなぁという感じです

蒸籠タワーにはスタッフが群がり(笑)その横を點心を乗せたワゴンが通る

同じ場所を今度は揚げ物點心のワゴンが通過中
『洗杯』体験可
ここ蓮香樓も例にもれず
テーブルには洗杯用ボウルが置かれており
運ばれてきたお茶を使って器や箸を洗えました~
使い終わった後のボウルは置いておけば
気付いたスタッフの方が勝手に下げてくれます

レンゲと箸を駆使して器たちを洗うのが『通』(笑)
いざ実食
本来『ワゴン式』なので待っていれば
様々な點心を乗せたワゴンがやって来るのですが
案内された席が蒸籠タワーの目の前だったので
伝票を持参して*4覗きにも行きました

店の中央に設置されていた蒸籠タワー
色んな點心が随時補充されていた
まず第一弾で選んだ點心がこちら~

・潮州粉果(野菜類の蒸し餃子)(写真上)
25HKH$(小點)=約500円
・鵪鶉蛋焼賣(ウズラの卵乗せ焼売)(写真中左)
35HK$(大點)=約700円
・蟹籽焼賣皇(蟹の卵乗せ焼売)(写真中右)
35HK$(大點)=約700円
・蓮香蝦餃皇(エビ蒸し餃子)(写真下)
42HK$(頂點)=約840円
次にこちら

・鮮蝦滑腸粉(エビの米粉クレープ巻き)(写真左)
42HK$(頂點)=約840円
・安蝦咸水角(肉餡入り揚げ餅)(写真右)
30HK$(中點)=約600円
さらにこちら

・香蒨蒸腸粉?*5(焼き米粉クレープ巻き)
25HKH$(小點)=約500円
こちらは店内の奥に焼き場エリアがあり
オーダーすると焼き調理をしたのち渡してくれます

焼き腸粉を作っている様子
干しエビとニラの入った腸粉を油で焼いている
仕上げに胡麻ダレや甜醤(甘いソース)などを掛けてくれます
チリソース(赤い辛いタレ)もありますが
私は苦手なので無しでお願いしました
最後にデザート

・千層馬拉糕?(層になった中華蒸しカステラ)
35HK$(大點)=約700円
馬拉糕は點心ではメジャーな存在ですが
写真のように間にナッツやペーストが挟まった
層状のモノは初めて見たのでいただいてみました
味はシンプルな馬拉糕とあまり変わらない優しい味でした
メニューはこちら
廻って来るワゴンを直接覗いて好みのモノを指さして頼んだり
蒸籠タワーや炒め物エリアに直接出向いて頼んだりできますが
メニュー表も置いてありました

客席のガラステーブルの下の棚に
新聞のように無造作に置かれています(笑)

新聞のような折り畳み式のメニューです
右上の緑の部分(茗茶と記載)にはお茶の種類が書かれていて
どの茶葉を選んでも1人18HK$(約360円)です
飲茶レストランは『お茶を飲むことがメイン』なので
無くなるとお湯を注いでくれてお茶が飲み放題です(笑)
代わりにお茶は必ず人数分チャージされる仕組みです
記載されたお茶の種類は
・香片(ジャスミン茶)
・壽眉(ソウメイ茶;緑茶のような味わい)
・龍井(ロンジン茶;緑茶)
・普洱(プーアル茶)
・鐵觀音(鉄観音茶)
・胎菊王(タイジュワン茶;菊茶)
このメニューには気づきませんでしたが
確か壁にもお茶の種類が書いていたような。。。
私が好きな壽眉茶を頼んだ気がします
上中央の水色の部分(時令點心と記載)は點心の料金表です
安い方から小點、中點、大點、特點、頂點とカテゴライズされ
他に各式粥品(お粥)、晨早盅頭飯(具材を乗せた蒸しご飯)、晩市點心(恐らく夜の時間帯の點心)の価格が漢字で書かれています
そして下にはカテゴリーごとの點心メニュー名が書かれています

メニューを広げるとさらにその下には上の写真のように
點心メニューの続きとそれ以外の単品メニューが載っています
先にも書いたように
実際にはワゴンなどの蒸籠を直接見て選ぶので
メニューを使うことはほとんどありませんが
店内に金額の表示がないのでこちらで確認ができます
例えば茗茶に書かれている金額は
〇捨十捌元=18HK$(捨十=10 捌=8 元=HK$)
時令點心に書かれている『小點』の金額は
〇貳十伍元=25HK$(貳十=20 伍=5 元=HK$)
香港では数字を用いるお店がほとんどですが
こちらのメニューではレトロ感を演出したいのか
以下のような漢数字が使われていました
参考までに
零=0、壹=1、貳=2、参=3、
肆=4、伍=5、
陸=6、柒=7、捌=8、玖=9、捨=10
場所と詳細


★⑥ 蓮香樓 Lin Heung Lau
住所 中環,威霊頓街160號
時間 6:00~16:00(主に飲茶)
17:30~22:30(一品料理と飲茶;點心は限りがあるよう)
休み 不明
香港『蓮香樓』公式インスタはこちら➡https://www.instagram.com/linheunglau/
その他のMAPの★の詳細はこちらをどうぞ➡【香港:中環】 エリアMAP
まとめ
ちなみに今回はレシートを見ると
點心9品とお茶二人分で350HK$
が、写真を見返しても8品しかなく
あと一品、レシートによると特點の點心を頼んだようですが。。。
何を頼んだのか謎のままです(^▽^;)
支払はクレジット決済で2人で¥7264-
(レート:1HK$=20.755円)
円安&香港物価高の影響もあり
どえらい昼食代となりました^^;)
とは言えコロナ禍の影響でお気に入りのお店がどんどん閉店し
有名な蓮香樓は多くの香港迷(香港マニア)からも惜しまれて閉店した訳で
それがこうして復活し再び訪れることが出来たのは至福の歓びでした~💕
味も雰囲気も良いので興味のある方は是非訪れてみてください^^
ではまた次回お逢いしましょう☆彡
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