フィリピンでの留学記 英語以外に学んだものは ハグからの愛 でした
こんばんは CHIHOです。
最近、私の中のいろんなものが変化していくと
ブログに書きたくなるものも変わっていくみたいです^^
面白い!!!
フィリピンでの留学記を書きたいなぁと思った時に浮かんだ
ティーチャーとのエピソードを通して学んだこと
を綴っていきたいと思います^^
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私の大事な友人の一人である
留学先でティーチャーとして出会ったNess(ネス)
彼女は
「子育てより仕事でお金を稼ぐ方が得意」
と公言していたように
いい意味で仕事熱心で厳しい人です。
私も「仕事に厳しい」人間だったので
彼女の姿勢にとても共感していました。
また
彼女の指導能力や、生徒のスキルを見極める能力などに
全幅の信頼を寄せていました。
私の通っていた学校は
ティーチャーを「選べるシステム」でした。
少しでも多く彼女の授業を受けたい
他でもない彼女から英語を学びたい
そう思っていた私は
・マンツーマンレッスン
・グループレッスン
・放課後にあるフリーレッスン
と彼女の携わるありとあらゆるクラスを受けていました。
自分の英語スキルにフィットしないハイレベルなクラスまで(苦笑)
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自然と一緒に過ごす時間が増えてきて
お互いのパーソナリティーや、自国の習慣や文化の違いなど
いろいろ話すことで英語以外のことも私は学んでいきました。
もちろん英語でやり取りするので同時に英語スキルもアップ~^^
そこで一番印象に残っているのが
「スキンシップ」という習慣について話した時のことです。
この時
「CHIHOのことが好きだから一緒のクラスを受けたい」
と申し出てくれた、コリアンの可愛い妹もいたので
「スキンシップは当然派」の二人
「スキンシップは苦手」な私
ざっくり2:1に分かれて話し合う形になりました。
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コリアンの若い女の子たちはよく手をつなぎます。
それが好意を示す表現方法となっています。
フィリピンでは
アメリカなど欧米文化の影響か
ハグなどのスキンシップが生活の一部にあります。
私は日本人である上に
ベタベタするのが苦手なタイプ。
案の定
「なぜスキンシップをしないのか」
と二人に問いただされました。(笑)
それまでにもこのコリアンの妹には
「手をつなごう」とアタックされていたので
私は日本の文化に加えて私の考えをこうを伝えました。
スキンシップに慣れていないし
スキンシップを拒むこと=あなたたちが嫌いということではないと。
二人は納得してくれて
スキンシップを求めるのはCHIHOにとっては嫌なこと
CHIHOの嫌がることはしたくない
とスキンシップを求めるのを止めることで私を尊重してくれたのでした。
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私が帰国する前に受けたNessとの最後のレッスンの時でした。
授業が終わり、彼女は私にこう伺いを立ててきました。
「CHIHOが嫌なことは重々知っているけど
最後だしハグをしても構わない?」
と。
私は感動しました。
私が「スキンシップが苦手だ」といったことを大事に覚えてくれていたこと。
彼女の「ハグしたい!」より、私の気持ちを先に尊重して聞いてくれたこと。
私は留学生活を通して変化してきていた自分を自覚していたので
迷わずこう答えました。
「Sure!!!(もちろん!!!)」
彼女は安堵の笑顔を浮かべ、私に腕を回して固く抱きしめてくれました。
それは当時37年間生きてきた中で初めて
「愛」が体を通して脳へ伝わった瞬間でした。
私たちは別れの涙、喜びの涙、感謝の涙を一緒に流しました。
と同時に
「私はこれを知るためにここに来たんだ」
と確信した瞬間でもありました。
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私はいろんな理由で「留学したいなぁ」と思っている方たちの背中を
少し押せれば嬉しいなぁと留学記ブログを書いています。
経験した現地の情報を伝えることで
食べた食事を伝えることで
英語を学んだ様子を伝えることで
出かけた小旅行の様子を伝えることで
「出来そう♪ 面白そう♪♪ 楽しそう♪♪♪」と
一歩を踏み出す「きっかけ」になれたら嬉しいなぁと。
私は一歩前に踏み出したことで英語のスキルが上がっただけではなく
・かけがえのない友人
・かけがえのない経験
・かけがえのない自分
に出会うことが出来ました^^
そしてそれに出会うことが出来て良かったと
心から感謝している自分に出会えたのは
4年経った「今」です^^
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最後まで読んでいただいてありがとうございました^^
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